サーロとオリーブ

サーロというのは、ウクライナの伝統的な保存食で、豚の脂身からできている。
写真の左側のタッパに詰め込まれている白い塊がサーロである。
アルトゥールから話は聞いていたが、豚バラ肉程度の脂身を想像していたので、始めは驚いた。

食べ方は黒パンに乗せて、そのまま食べる。
脂身がバターのように感じられた。サーロ自体は油の味しかしない。
ウクライナの冬はマイナス20℃になることもあり、冬場にサーロは格別美味しくなるそうだ。
脂身を口にする抵抗がなくなると、わりといけた。
気が付くと、サーロをどんどん口に運んでいたので、食べ過ぎには注意しなければならなかった。

食後にはキエフ・ケーキというものが出た。
これもハイパーマーケットで見た。
アルトゥール一家には本当によくしてもらって、感謝しきれない。
中身はサクサクした生地で、ケーキというより、スナック菓子のような食感だった。

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