特集:日常でよく使うウクライナ語

僕はウクライナに来る前に、キリル文字とアルトゥールに教えてもらったウクライナ語講座のサイト(YakuSuウクライナ語講座)で簡単なフレーズを覚えてきた。
ここではウクライナ語の簡単なフレーズと、ウクライナ生活を通して役に立った言葉を紹介する。

〈よく使うフレーズ〉

ドーブリデーニ :
「こんにちは」の意。
「ド」と「デ」を少し強く発音する。
初めて会った人にはこれが無難かもしれない。
「おはよう」は「ドーブリアラーノク」、「こんばんは」は「ドーブリヴェイチル」と言う。
「トーブリ」は"Good"という意味で、発音もこのまま発音して全然伝わる。


スマッシュノ :
「おいしい」の意。
「マ」を強めに発音する。
いつも料理を作ってくれるルーダへの感謝の気持ちを伝えるためにこのフレーズを覚えた。
「スマッシュノ」は一般的な言い方でどんな料理に対しても使えるが、ウクライナ語にはドイツ語のように男性、女性、中性名詞が存在するので、名詞によって言い方が変化する。
例えば、ビールは男性名詞なので「スマッシュナ」、ピザは女性名詞なので「スマッシュニ」になるのだそうだ。
男性、女性、中性の区別の仕方をアルトゥールに聞いてみたことがあったが、ネイティヴの感覚がないと難しいようだ。
ちなみに、新しい言葉は言語学者によって判別され、日本食は女性に分類されるのだという。

ナドブラーニチ :
「おやすみ」の意。
これを寝るときにアルトゥールに言ったらなぜか爆笑された。
やはり外国人が日本語を話しているのを聞くと、どこかおかしく感じるのと同様に、自分では気づかなかったが、おかしな発音をしていたのかもしれない。


〈よく耳にしたフレーズ〉

オペレージュノ :
「気を付けて」の意。
メトロ車内のアナウンスで耳にする。
「プザタ・ハタ」に行ったとき、ウエイターが客にぶつかりそうになったとき「オペレージュノ」と言っていた。
日本の感覚でいう「失礼します」の意味に近いのだろうか?

ドーブロホドニャー :
「こんにちは」の丁寧語。
アルトゥールが街中で人に話しかけるときに使っていた。
初対面の相手に対して敬意を払う。

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