特集:ウクライナ女性の理想の結婚相手像とは?

アルトゥールから聞いたウクライナの結婚観を話したい。

ウクライナでは、女の子が小学校の1~2年生くらいになると、両親はにプリンセスドレス(子ども用であるが、ウェディングドレスのようにきらびやかなもの)を買って与え、オープンな服を着る用に教育するのだという。
結婚相手はハンサムでなく、頭の良くない男性を選ぶようにいうのだそうだ。
もし男がハンサムだと他の女性がその男を横取りしようとするし、もし頭が良ければ、仕事に恵まれ、海外に出ることが多くなるので、そこで女性をゲットしてしまう恐れがあるからだという。
実際にウクライナでは、女の人はとても美人なのに、彼氏は全然さえない男だということもしばしばあるらしい。

この論理を解釈すると、ウクライナの女性はいつも自分のそばにいて、自分のために尽くしてくれる男性を求めていると思った。
一生懸命働くよりも、一生懸命働いて、自分のために綺麗な服や靴を買ってくれる男性を欲しがるのが典型的なウクライナの女性像だそうだ。

ウクライナの若い女性はとても美人であるが、30歳を過ぎると容姿が急激に衰えてしまうため、容姿が衰えても浮気しない、もしくは浮気できない男性を求めているとも考えられる。

ウクライナでは美女が多いだけでなく、美男も多いため、どの程度がハンサムでないと考える基準によると思うが。

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Kyiv Sea へ

ドライブで向かった先は、家族で休暇を楽しむときに行く所だという。
キエフの北方にあり、キエフ・シー(Kyiv Sea)と呼ばれる。
キエフの街を横切るドニプロの上流をせき止めて作ったダム湖である。
キエフ・シーにたどり着くため、全く舗装されていない道を雑木林の間を縫いながら進まなければならなかった。
たびたび松の枝葉が車体を引っ掻く音が聞こえたのだが、お構いなしのようだ。

目的地に到着し、車を降りると一匹の犬がいた。
あとで分かったことだが、釣り人が連れてきた飼い犬だった。
こいつは非常に活発で、常に飛び跳ねながら人に近づいてきて、こちらがちょっとおどかすと、少し引き下がるという遊びを繰り返してきた。
ジョージが砂遊びに夢中になっているときにその犬が後ろからちょっかいをかけられ、戸惑っていたことにみんな笑った。

水辺の眺めも良かった。

お穏やかで落ち着く場所だった。

近くでボートを浮かべていたのは、さっきの犬の飼い主だった。
彼らが僕たちに近づいてくると、ヴィクトアが僕が日本から来たということを紹介していくれた。
彼らはとてもフレンドリーですでに酔っぱらっていた。
帰りの車の中で、ヴィクトアから聞いたことには、彼らは友情の証として、ヴォトカを僕に勧めていたのだという。

アルトゥールファミリー来る

2011/9/17(土)

今日も昼近くまで眠る。
日本から持ってきた風邪薬のおかげでやっと喉の調子が良くなってきた。
空気が乾燥しているし、街中は少し空気も汚れている感じがしていたので、こちらに来てからずっと喉がイガイガしていたのだった。

今日もどこかに連れてってくれるのかと思ってアルトゥールの部屋でくつろいでいたら、夕方ごろに意外な来客があった。
アルトゥールの家族がやってきたのだった。
来たのは彼の父ヴィクトア、母オリャ、そして弟のジョージである。
ジョージは前回イゥピンに行ったときに一緒に遊んであげたことで、すっかり僕になついていた。
ヨーロッパの子供は男の子であっても天使のようにかわいく、かつワンパクである。
一緒におやつを食べたり、遊んだりした。
今日のおやつはスイカだった。

街を歩いていると檻のなかに大量のスイカが詰め込まれているのを見かけたことがある。
ウクライナでの価格は1キロ当たり、3グリブナ(40円程度)。

スイカを食べ終わると、僕が日本から持ってきたカステラを食べることになった。
ヴィクトアは"Delicious"とひとこと言った。

しばらくすると出かけることになった。
今日は家族と一緒にドライブをするのだという。
車の中では、コアラのマーチをみんなで食べた。
これも日本からのお土産である。
ジョージはこれがお気に入りだった。