Kyiv Sea へ

ドライブで向かった先は、家族で休暇を楽しむときに行く所だという。
キエフの北方にあり、キエフ・シー(Kyiv Sea)と呼ばれる。
キエフの街を横切るドニプロの上流をせき止めて作ったダム湖である。
キエフ・シーにたどり着くため、全く舗装されていない道を雑木林の間を縫いながら進まなければならなかった。
たびたび松の枝葉が車体を引っ掻く音が聞こえたのだが、お構いなしのようだ。

目的地に到着し、車を降りると一匹の犬がいた。
あとで分かったことだが、釣り人が連れてきた飼い犬だった。
こいつは非常に活発で、常に飛び跳ねながら人に近づいてきて、こちらがちょっとおどかすと、少し引き下がるという遊びを繰り返してきた。
ジョージが砂遊びに夢中になっているときにその犬が後ろからちょっかいをかけられ、戸惑っていたことにみんな笑った。

水辺の眺めも良かった。

お穏やかで落ち着く場所だった。

近くでボートを浮かべていたのは、さっきの犬の飼い主だった。
彼らが僕たちに近づいてくると、ヴィクトアが僕が日本から来たということを紹介していくれた。
彼らはとてもフレンドリーですでに酔っぱらっていた。
帰りの車の中で、ヴィクトアから聞いたことには、彼らは友情の証として、ヴォトカを僕に勧めていたのだという。

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