今夜のディナーは

ドライブをしていると、これまで見たことのある風景がたくさんあって面白かった。
キエフ・シーからの帰りに少し寄り道した。
着いた先はドニプロ川の側で、ライトアップされたキエフの街と高速道路が見渡される。
下の写真の石像は、ウクライナを建国したとされる伝説上の人物たちである。
車外は10度を切っていて、日本から持ってきた秋物のパーカーだと、少し肌寒く感じた。

そのことをヴィクトアに話すと、全然寒くないと笑われた。
僕以外は半そででも余裕のようだった。
日本はまだまだ残暑が厳しいときだった。
側には大量の空き瓶が置いてあった。
どうやら結婚の祝賀パーティが行われていたらしい。
遠くで若者の集団が見えた。
帰りにスーパーに寄り、ルーダのアパートの駐車場で僕とアルトゥールは車を降りた。
ヴィクトアと握手をし、彼らの実家へ去って行った。

晩御飯のとき、アルトゥールはヴォトカを用意してくれた。
僕が帰りの車で飲んでみたいと言っていたからだ。
おちょこ位の大きさのグラスに軽く注ぎ、2人で飲んだ。
喉が焼けるような感じがした。

食事はさっきスーパーで買ってきた惣菜が並べれていた。
今日はウクライナ・スタイルでなく、フレンチ・スタイルだとアルトゥールは言った。
僕は美味しければ何でも構わないと答えた。

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