スピーチの内容は

スピーチコンテストが始まった。
中村さんが「この生徒はうまいよ」と言っていたキエフ言語大学の学生も出ていた。
2人とも発音がとてもうまくて、ネイティブの発音に近かった。
このうち1人は日本語の細かいニュアンスまで理解していると感じた。

プログラムを見てみると、大学名にハリキフ、リヴィヴ、ドニェプロペトロフスクなどとあるので、ウクライナ各地の大学から学生が集まっているようだ。
スピーチのテーマは花言葉、ダイエット、野犬や自殺などの社会問題、フラッシュモブ、家族など様々だった。

印象に残ったのは、ダイエットと花言葉の話。
私はいろいろなダイエットを試してきましたというくだりで始まる。
もちろん全て長続きしないのだが、これは女性にとってグローバルな問題なのだと実感する。

花言葉については、ウクライナにはそもそも花を送る文化が根付いているので、そういったところに興味があるのかと思った。

スピーチをしているのは全て女性で、中には服装がどこかオタクチックな子もいた。

タラスシェフチェンコ大学の学生はやはり頭が良いのだろう。
発音がいまいちなところがあっても、話の組み立てや、質問への返答は適確だった。

休憩時間に、日本人を見つけて話に行った。
日本企業の重役の方というのは、三井物産の社員の方だった。
話しかけたら割と素っ気なくあしらわれたが、ウクライナでビジネスをすることについて聞いてみた。
彼は、10年、20年後には伸びるかもしれないと答えた。
資源はあるが、すぐに経済成長することは期待できないようだ。

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