昨日のご縁で

2011年9月24日(土)

偶然の出会いというものは面白いもので、人生を思わぬ方向へ導いてくれることがある。

昨日、ウクライナ・日本語センターで会った学生に、日本語スピーチコンテストを観に来ないかと誘われた。
ウクライナの学生が日本語でスピーチコンテストを行い、日本の会社の重役の方も参加されるらしかった。
昨日彼らに会った偶然だけでなく、スピーチコンテストが今日というのも奇跡的なタイミングだった。
なにせ僕は明日ウクライナを出発するのだから。

コンテストは正午にキエフ・言語大学(Kiev Linguistic University)で行われた。
そのため"いつもよりも"早起きをしなければならなかった。
メトロのオリンピースカという駅を降りて、大学のある方向に向かうと、会場案内の張り紙が日本語で書かれていた。
大学の講堂に入ると、受付のウクライナ人の学生に日本語で対応された。

日本語のスピーチコンテストだけあって、日本人の教師や、手伝いで来ている日本人の学生に出会った。
坂口さんという人に出会ったが、彼は日本の大学を中退し、働き始めたが、もう1度学び直したいということで、ここでロシア語を学んでいるという。
昨日会った中村さんや、ウクライナ人の学生たちも見かけた。
僕とアルトゥールは会場の後ろの席に座った。
ウクライナでは日本人はほとんど見かけない。
アルトゥールの家の近くに美術学校があり、そこに中国人がいて、たまに見かけるが、アジア人自体がかなりのマイノリティである。
スピーチコンテストが始まるまで、坂口さんと話していたが、彼がウクライナに来たときは、日本の学生は1人もいなくて、大変苦労されたらしい。

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